出会い

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近寄ってよく見てみたら狐?…なのだろう。フサフサした栗色の尻尾が目に入った。 でもなんか人の形してんだよな…一体なんなんだ? それでも好奇心の方がうずうずしたから声かけてみた。 「よ…よォ…」 ビクッ 声をかけた瞬間、狐(?)が肩を跳ねさせた。 なんとも面白い反応させるじゃねぇか! 「どうしたんだ? あ、もしかして迷子k「迷子等ではないわ!!」 迷子か?って言おうとしたら大声で怒鳴られちまった。 迷子なのか…(かわぇぇな…) 俺はニヤニヤしそうな顔を抑えながら近づいた 「近づくな!げしゅが!!」 …ら何故か気づかれてまた怒鳴られた。 こうなったら最終手段だ!← 「まぁ迷子じゃあねぇんならいいけどよ、 …おめェ腹減ってねぇか?」 右に付けてる腕時計を見ると12時ちっと前だった。丁度お腹が空く時間帯だろ。 「我はお腹などしゅいておらん!!」 ぐぅ~… 「あ。」 「はぅ!?」
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