君に会えてよかった

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久しぶりに会いたくなり連絡したら、つながらない まぁ家に誰もいないのだと思いあきらめて違う日にも電話をした やっぱり出なかった さすがに変に思い、彼女の小学の時の友人に連絡をしてみた その友人からの一言目は、僕の予想もつかない一言だった 「あいつな… あいつは、いなくなったよ…」 僕は、???? もう一度その友人にきくと、「死んじまったんだよ」って泣いた声でいわれた 僕は、電話機の前で電話を切った後、数分呆然と立っていた するといつの間にか、涙がいっきに出ていた 次の行動は、走って彼女の家に向かっていた 彼女の家は付き合い始めた時辺りにお父さんの都合もあり引っ越していた だから、自転車で2時間の距離だった 電車のお金なんてその時はなかった だから、必死に泣きながら無我夢中で走った 自分の心に「嘘だ」ってかけ続けながら ようやく彼女の家についた インターホンを押して家の家族の人に家に入れてもらった お葬式は、とっくに終わっていた 亡くなって3ヶ月 僕は、「自分のせいだ」と彼女のお母さんに言った しかし、お母さんは優しい声「アナタがあの子の彼氏だったのね、ありがとう」って言い、僕に1枚の手紙をくれた
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