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惜別
こんな思いやりに欠けた展開を産むなんて思っても見なかった
はじめて出来た友が去った
最高のCrewに惜しまれながら友は消えていった
しかし、そこに俺はいない厚いガラスの密閉された部屋から叫んでも届かない赤く並んだ沢山の自分を恨めしく思いながらただの傍観者となるしかなかった
友が笑うその理由を瞬時に生み出せるマジックショーを友のCrew達は楽しそうに繰り広げた
俺はそのCrewには到底届かない
レベルの違いを感じていながら
背伸びをしてヘマをした
友の一番意気のあったCrewのご機嫌を壊してしまった
いや!壊してしまったと思い込んでしまったのかもしれない事実は今もわからない
俺は去った、こうしないと友とCrewの仲が壊れてしまうと感じたから、浅はかだった良かれと思ったことが裏目にでて事は悪い方へところがり始めた誰も止められない速さで
今、はじめて気が付いた友に去られる辛さ、苦しさ、悲しさ
俺はあなたの友だったんですね
俺もこの世界から去ろうと思った居られないとおもった、でもこの連鎖はここで止める
君は帰って来ると言った、そう約束してくれた
信じるよ
それまで待ってる
帰って来ても逢えないかも知れないが
またここで逢えると信じて
ありがとう
そして
ごめん
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