ケガの迷信

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 痛くて腫れるからケガが治る                このようにケガすると、身体はケガをしたところの破壊産物をきれいに清掃し、修復します。ケガをしたところの破壊産物や、内出血した血液を処理するために血管が広がって腫れたり、白血球が血管の外へ出てケガを治す活動が、神経を刺激して痛くなるのです。 この腫れや痛みは、ケガを治すための自然治癒力が発揮されているから起こるのです。したがって、短絡的に「腫れることは悪い、痛むことは悪い、だから冷やして圧迫する」ということは、自然治癒力の妨げになるのです。
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