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「お前の好みなんか聞いてねぇし!」
「ねぇ…」
「はい…?」
「あんた…キレイになりたい?」
櫻宮が私に聞いてきた。
「そりゃあ…まぁ…」
「はぁ…はっきりしろよ」
「キレイになりたい…!」
「よし…まず髪型からだな…ショートにするか…」
「「はぁ!?」」
私と大塚の声がはもった。
「まってよ!!髪は女の命なんだよ!?」
「せや!せや!それに俺ロングの方が好きやねん!」
「「だからお前の好みなんか聞いてねぇって!!」」
中内と櫻宮がすかさず突っ込んだ。
「………すまん…」
「髪は女の命!!!」
「うっせぇ!!そんなの知ったこっちゃねぇ!お前キレイになりてぇんだろ!?」
「そうだけど……」
「じゃぁ俺らの言う通りにすりゃぁいいんだよ!」
むかつく…
やっぱ俺様は嫌いだ……
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