1251人が本棚に入れています
本棚に追加
「杏ねぇ?どないしたん?顔赤いけど大丈夫なんか?」
私の額に、翔の額が当てられている。
「うわっ!」
思わず、大きな声を出して、後ろにのけぞってしまった。
「あ……杏ねぇ?」
いつも熱がありそうな時にする翔の行動。
今、自分の気持ちに気付いた私には、恥ずかしくて無理。
そんな風に、されたらもっと好きになって、キョウダイって忘れちゃう。
何故、私達はキョウダイなの?
最初のコメントを投稿しよう!