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「あんた、腹が立つ!」
「ふ~ん。誰に向かってあんた呼ばわりしてるんだ?」
両腕を掴まれそのまま、絨毯(ジュウタン)に押し倒された。
一瞬、何が起きているか解らない。
気が付いたら、キス魔変態が私の首筋に唇を付けていた。
「ちょっ……イタッ」
キス魔変態が唇を付けていた箇所がチクリと痛む。
何?
「俺のだから、なんなら体中に付けてもいいけど?」
何を言ってるか理解出来ない。
翔を好きだと気付いたら、他の人に触れられたくない。
そう思うと自然と目から涙が溢れ出した。
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