24/26
1250人が本棚に入れています
本棚に追加
/195ページ
「あんた、腹が立つ!」 「ふ~ん。誰に向かってあんた呼ばわりしてるんだ?」 両腕を掴まれそのまま、絨毯(ジュウタン)に押し倒された。 一瞬、何が起きているか解らない。 気が付いたら、キス魔変態が私の首筋に唇を付けていた。 「ちょっ……イタッ」 キス魔変態が唇を付けていた箇所がチクリと痛む。 何? 「俺のだから、なんなら体中に付けてもいいけど?」 何を言ってるか理解出来ない。 翔を好きだと気付いたら、他の人に触れられたくない。 そう思うと自然と目から涙が溢れ出した。
/195ページ

最初のコメントを投稿しよう!