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「はぁはぁ……………。これで聞こえたでしょ?放してよ。」
どうだ!キス魔変態!
「プッ!アッハハハ。参ったよ。そう来るとは、思わなかった。放してやるよ。」
キス魔変態は、掴んでいた腕を放した。
それと同時に、周りのざわめきが聞こえてくる。
‘遼くんじゃない?’
‘何?あのブス’
ブス……………。
私は、見た目的に可愛くないですよ。
自分でも自覚はしています。
だけど、ご丁寧に聞こえるように言わなくても良いんじゃない?
心が折れてしまいそうです。
「うるせぇ~。お前のがブスだ。こいつは、俺のもんだからな。こいつに何かあったら、容赦しねぇからな!!」
今までに見た事も無いような、冷たい顔をしていた。
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