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「ちょっと………。遼、良いよ本当だもん。あの子のが可愛いし………………。」 肌の色は白いし、目は大きいし顔は小さくてフワフワの髪型だしね。 絶対に、男の子からもモテるタイプだと私は思うんだけどね。 女の子は泣きそうになりながら、居なくなってしまった。 「性格がブス。まじ教室いかねぇと遅刻すんぞ。」 「えっ!」 スッカリ忘れてしまう所だった。 ヤバイです。 「放課後、教室で待ってろよ。」 「わかった。」 私は、大慌てで教室まで走った。 席に着くと、岸本圭織(キシモトカオリ)が後ろから私をつついた。
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