病気

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宣告から3日後、奏は学校に行くと俺に告げて、俺を待ってた。 もうすぐ冬がくると言うのに奏のスカートは短い。 「待った?」 「や、普通。ってか、寒いね今日…」 「スカート短いからな。自業自得だな。」 「長いのより短いほうがあーくんだっていいでしょ?」 いや、待て。 俺はどこかの変態オヤジか!? 「アホか?…ほら、これ着とけ」 昶は鞄から上着を取り出し奏に渡す。 「わー…ぶかぶかー」 「チビ」 「うるさい!もー、早く出発!」 「はいはい」 早く出発なんて言われたからわざとスピードを出す。 「ひゃっ、速いっあーくん!」 必死に昶にしがみついて訴える。 「早くって言ったべや」 「普通でいいから」 「奏?」 奏は昶に手を回し俯いた。 「気分悪いか?」 「ううん、違うよ」 「何だよ」 「あーくん暖かいねー」 ちょっとドキドキしてた俺死ね!! あー…ってか…うん。 「あーくん?」
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