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まず、ディーとセインは酒場へ。
ディーは元来た場所へ戻る事になる。
セイン「あそこの酒場って、宿と一緒なんだっけ?」
ディー「そうだな。
それがどうかしたか?」
セイン「ほら、お店の忙しい時間はキッチン貸してくれないかなと思って。
商売の邪魔になるでしょ?」
ディー「ま、何とかなるだろ」
そうこう話しているうちに、二人は酒場に到着した。
セイン「こんにちはー。マスター居る?」
ネヴィー「お、セインとディーじゃん。
マスターは出かけてるってさ。
シェフなら居るけど、二人揃ってどうしたんだよ?」
ディー「ネヴィーこそどうしたんだ?
さっきまでここに居なかったじゃないか」
ネヴィー「フェンリルの食いモン探しに戻って来たんだよ。
そしたらマスターが居ないでやんの」
セイン「マスター居ないんだ?
うーん、困ったね」
ネヴィー「どうした?まだ昼食ってないのか?
それなら俺が作ってやるよ」
ディー「いや、そうじゃないんだ。
実はキッチンを借りようと思っていてな」
ネヴィー「キッチンを?どうしてだ?」
二人はネヴィーにこれまでの説明をした。
ネヴィー「へえー、クリスマスケーキね。
良いじゃねえか」
ディー「しかしマスターが居ないんじゃなあ…」
ネヴィー「買い物してるらしいから、そのうち戻って来るんじゃねえの?」
セイン「じゃあしばらく待ってよう?」
ディー「そうするしかないか」
セイン「あ、その間に飲み物貰って来るよ」
そんなこんなで、ディー・セイン、ネヴィーの三人は、マスターが帰って来るまで酒場でのんびりとする事になった。
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