💠1#1:どんなケーキが好き?

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まず、ディーとセインは酒場へ。 ディーは元来た場所へ戻る事になる。 セイン「あそこの酒場って、宿と一緒なんだっけ?」 ディー「そうだな。 それがどうかしたか?」 セイン「ほら、お店の忙しい時間はキッチン貸してくれないかなと思って。 商売の邪魔になるでしょ?」 ディー「ま、何とかなるだろ」 そうこう話しているうちに、二人は酒場に到着した。 セイン「こんにちはー。マスター居る?」 ネヴィー「お、セインとディーじゃん。 マスターは出かけてるってさ。 シェフなら居るけど、二人揃ってどうしたんだよ?」 ディー「ネヴィーこそどうしたんだ? さっきまでここに居なかったじゃないか」 ネヴィー「フェンリルの食いモン探しに戻って来たんだよ。 そしたらマスターが居ないでやんの」 セイン「マスター居ないんだ? うーん、困ったね」 ネヴィー「どうした?まだ昼食ってないのか? それなら俺が作ってやるよ」 ディー「いや、そうじゃないんだ。 実はキッチンを借りようと思っていてな」 ネヴィー「キッチンを?どうしてだ?」 二人はネヴィーにこれまでの説明をした。 ネヴィー「へえー、クリスマスケーキね。 良いじゃねえか」 ディー「しかしマスターが居ないんじゃなあ…」 ネヴィー「買い物してるらしいから、そのうち戻って来るんじゃねえの?」 セイン「じゃあしばらく待ってよう?」 ディー「そうするしかないか」 セイン「あ、その間に飲み物貰って来るよ」 そんなこんなで、ディー・セイン、ネヴィーの三人は、マスターが帰って来るまで酒場でのんびりとする事になった。
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