💠1#1:どんなケーキが好き?

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一方その頃、ヨル・ルーイ・シアオエの三人はと言うと…。 シアオエ「誰か居ないかな?」 ルーイ「そう言えば、さっき クェンティス君が居たのを見たよ」 ヨル「どちらにいらっしゃいましたか?」 ルーイ「ごめん、遊んでたからどこに行ったのかまでは見てないんだ…」 シアオエ「そっか…。 うーんと、じゃあ探してみよう?」 ヨル「そうですね、他にもどなたかいらっしゃるかもしれませんから」 と言う訳で、街中をのんびりと歩き回っていた。 ヨル「今のところ、作るケーキは… チョコレートケーキ、ノエル、イチゴショートの三種類でしょうか?」 シアオエ「そうだね。 他に何か食べたいって言う人居るかな?」 とのんびりと話していると、三人の背後から声が聞こえて来た。 満月「あ、ヨルとシアオエとルーイ!食べ物の話をしてるネ?」 シアオエ「満月だー。今お仕事なの?」 満月「うん。でももう終わるヨ。 どこか食べに行くなら朕も一緒に連れてって♪」 ルーイ「食べに行くんじゃなくて、ケーキを作ろうと思っているんだよ」 満月「ケーキ!朕も食べたい!!」 ヨル「満月さんはどんなケーキがお好きですか?」 満月「朕は甘いものなら何でも食べるネ」 ルーイ「あはは、僕と一緒だね」 ヨル「そう言えば満月さん、クェンティスさんを見かけませんでしたか?」 満月「クェンティスなら広場の木の下で本を読んでたみたいヨ。 スピカもそこで休んでいたネ」 シアオエ「あ、良かった! スピカもそこに居るんだね」 ルーイ「じゃあ広場に行こうよ」 満月「もしかしてルーイもケーキ作り手伝う?」 ルーイ「うん、そうだよ」 満月「じゃあ朕も手伝うヨ。 配達終わったらすぐに行くからネ!」 シアオエ「うん!酒場で待ってるね!」 そう言って、三人は満月と一旦別れ、クェンティスとスピカが居ると言う広場に向かって歩き始めた。
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