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一方その頃、ヨル・ルーイ・シアオエの三人はと言うと…。
シアオエ「誰か居ないかな?」
ルーイ「そう言えば、さっき
クェンティス君が居たのを見たよ」
ヨル「どちらにいらっしゃいましたか?」
ルーイ「ごめん、遊んでたからどこに行ったのかまでは見てないんだ…」
シアオエ「そっか…。
うーんと、じゃあ探してみよう?」
ヨル「そうですね、他にもどなたかいらっしゃるかもしれませんから」
と言う訳で、街中をのんびりと歩き回っていた。
ヨル「今のところ、作るケーキは…
チョコレートケーキ、ノエル、イチゴショートの三種類でしょうか?」
シアオエ「そうだね。
他に何か食べたいって言う人居るかな?」
とのんびりと話していると、三人の背後から声が聞こえて来た。
満月「あ、ヨルとシアオエとルーイ!食べ物の話をしてるネ?」
シアオエ「満月だー。今お仕事なの?」
満月「うん。でももう終わるヨ。
どこか食べに行くなら朕も一緒に連れてって♪」
ルーイ「食べに行くんじゃなくて、ケーキを作ろうと思っているんだよ」
満月「ケーキ!朕も食べたい!!」
ヨル「満月さんはどんなケーキがお好きですか?」
満月「朕は甘いものなら何でも食べるネ」
ルーイ「あはは、僕と一緒だね」
ヨル「そう言えば満月さん、クェンティスさんを見かけませんでしたか?」
満月「クェンティスなら広場の木の下で本を読んでたみたいヨ。
スピカもそこで休んでいたネ」
シアオエ「あ、良かった!
スピカもそこに居るんだね」
ルーイ「じゃあ広場に行こうよ」
満月「もしかしてルーイもケーキ作り手伝う?」
ルーイ「うん、そうだよ」
満月「じゃあ朕も手伝うヨ。
配達終わったらすぐに行くからネ!」
シアオエ「うん!酒場で待ってるね!」
そう言って、三人は満月と一旦別れ、クェンティスとスピカが居ると言う広場に向かって歩き始めた。
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