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彼の口元を手で抑えて返答を願うべく名前を呼ぶ。
「ねぇ、ジャン?…っ―――」
そう言い終わるとジャンは空いている手で彼女の手をどかしキスをした。
舌を巻き付けようとすると、彼女は期待に答えて彼の舌と擦りあわせた。
口を離し糸を切ると
やっと回答した。
「ハァ…思い違いだよカテルナ。俺は途中まで送ったが家までは行ってないよ。」
頭を振ってヤレヤレといった様子のジャンに
「本当に?」
伺うように訪ねると
ジャンは口元をゆるめ、笑いかけると一気に自分の物を挿入した。
「ぁあぁん」
「本当さ。」
本当だとも。家まで送るといったのに頑なに拒まれてしまったからしょうがなかった。
ああ、カテルナの中は暖かい……。
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