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結局たっぷり買ってしまった。
しかし
まぁ、いいだろう。
当分仕事で来れないだろうし。
「ありがとう。」
紙袋に商品をつめて軽くお辞儀した。
ドアに手をかけると女店員に
声をかけられた。
「気をつけて帰って。ここら辺またよくない人が増えたわ。地元の私でも恐いくらいよ。」
口をへの字にしながら困ったように自分の髪をなでた。
「うん。ありがとう。」
一歩店から出ると予想以上に騒がしかった。
―30分前まではそんなでもなかったのに…。
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