与えられた蝋印

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――――――――… 無言で歩いていると 床にも様々な彫刻と宝石が埋まっているのに気づいた。 なんて綺麗なんだろう。 この後、博物館となるに相応しい建物だろう。 「………ん?」 新本は、いきなり眉を潜めた。 ―何か変だ。 そして、足を止めた。 ――なんだろう…この違和感。 最初は解らなかった。 徐々に気づいていく。 手だ。 手が―――― 本が… 熱い……………? 、
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