お友達

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「その…、よかったらでいいんですけど…///」 優真さんは、赤くした顔を手で隠した。 「クスッ、いいですよ。」 私が笑いながら言うと、まだ赤い顔で笑ってくれた。 「じゃあ、お友達になったから、"優真君"って呼んでいいですか?」 すると優真さんは、笑顔で「はい。では、僕も"理穂ちゃん"と呼んでいいですか?」 「はい。どうぞ。」 私も笑顔で答えた。 そして私達はお互いの電話番号を教えあった後、 私は帰りのバスに乗り、優真君と別れた。 原田理穂…。16才。 高校生になって、初めてのお友達。 一人できました。
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