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黄金の守護者:グリフォン
†姿・形†
ライオンと鷲の間に出来た子供であると言われ、ライオンの胴体に鷲の頭と下半身を持つ。
大きな赤い目、体は茶色、翼は青、もしくは白い色をしてると言われている
†歴史・逸話†
グリフィン、グリフェンなどと呼ばれ、ギリシア語、ラテン語では「掴む」と言う意味があり、ヨーロッパの伝説や民間伝承、メソポタミア文化やエジプト文化にも登場する。
グリフォンは馬を忌み嫌ってるという説があるが、その理由は、アポロンやネメシスといった神々の車を引いていたグリフォンが、神々の車を引く役目を馬に奪われた、と思っているかららしい。
古くは、実在すると考えられており、アレクサンドロス大王は、籠に繋がれた8頭のグリフォンを槍の先に乗せた餌で釣り、空を飛んだと言う伝説なども残っている。
生息地はインドと言う説の他、南ウクライナや北極と言う説がある。
その全てに共通するのが、山奥に隠された宝物や、金山の見張り番をしており、財宝を奪いにやってくる者には、その巨大な鉤爪で容赦なく襲い、その命を奪うと言う事だ。
強欲な者から宝を守ると言う事や、キリスト教では聖なる象徴とされるライオンや鷲への類似性から、知的で神聖な生き物と言うイメージが強い。
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