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「ここでは、主に体術を習う、が一年間は殆ど基礎をやってもらうし、気術もやってもらう。魔法も使えるハイブリッドやりてぇって少数派のやつも居るだろう? だったら気術もいるからな」
(先生っぽいなぁ)
相変わらず声に覇気は無いが、言ってることはなんだか人に教える立場に居る人間のようだった。
「総合武器学科じゃねぇが、武器も使うぞ。道具もだ。勘違いする奴絶対居るからな。あと、そうだな、魔物との立ち回りとか、人との立ち回りとか。魔力が尽きたときの魔物との戦いとか、組み手とか、えーと」
あれ? っとその場に居る一年生五人は思い始める。言い方にもだらけが生じたからだ。
「まぁどっちかというと、人との組み手が多めだねぇ。でかぶつは近接攻撃するやつらの的だし、早い奴は人間みたいな姿多いし。あー、まぁいつもやってることやるから、入るきしたら入れ」
完全に崩れ、最後はもうやっつけのように言葉を足しただけだった。
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