ひとつ屋根の下

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夜になった 明日も学校なので 俺は寝ることにした 「じゃあ美加、オヤスミー」 「あ、う…うん…オヤスミ…」 「…どしたん?」 「…あ、あのねお兄ちゃん…」 なぜか美加はモジモジしている 「今日だけで…いーからさ… 一緒に寝よ…?」 兄にこんなことを言うのが 恥ずかしいのか顔が赤い 「当たり前じゃん」 美加の顔がぱーっと明るくなる この笑顔が見られて しかも一緒に寝れるなんて… 夢じゃねーかまるで。 オカン、有り難う 俺…さすがに妹に恋は しないから…
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