ひとつ屋根の下

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「お、おう…なんでも…」 「ふーん…」 何故か顔を赤らめて 楓は台所へ。 「あーゴメンね!!楓ちゃん!!」 トイレから帰ってきた美加が 台所へ行き、楓を手伝う …………… 「お兄ちゃーん、お風呂 先に入っていーよ」 「ああ、ありがと」 悪いが俺は風呂にはこだわりがあるのだ バス〇マンのゆずの香りが 1番好きなのだ しかも1番風呂…条件は揃った 「あぁああ…生き返るぅうう」 オッサンのようなテンションで 風呂へ入る これが美加の次に好きなことだ お気に入りの歌をうたいながら つかっていると コンコン… ドアが叩かれた 「はぁーい?」 「アタシよ、美加ちゃんに シャンプー詰め替えて来てって 頼まれたの」 「あぁ…いーよ、置いといて。 俺やっとくからさ」 「え? あ…あり…がと」 「何?聞こえないー」 「う、うるさいっ!! 何もないわよ!!」 スタスタスタ… 少し期待したが やはりここで風呂に入ってくる シチュエーションはないか… くそぅ!!
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