ひとつ屋根の下

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「さーて、俺も寝ますか」 楓に美加を任せて 俺は寝ることにした それにしても…一体 あの女は誰だったんだ? わかることはかなりの美女 だったことぐらいだ まあ、美女のやることくらい 目をつぶってやるぜ 寝よ…… コンコン 急にノックの音が聞こえた 「楓ー? 美加かー?」 ガチャ 「アタシよ」 「楓…美加ありがとな」 「別に…美加ちゃんが 風邪引いちゃうから…」 「でー…そんだけ?」 「な、何よ!?そんなに早く でていってほしいわけ!?」 「いや…そうゆーわけじゃ… じゃあどーしたんだよ?」 楓は急に黙りこんでこちらを チラチラ見ている もう、襲っちゃうぞ? しかし何かいいたげだな… 「どーしたんだ?」 「…そのぉ…隼人が…… アタシの言うこと…何でも 聞くってぇ……」 ぬああぁあぁぁああ!!!! 抱いてしまうぞこれは!! 抑えろ俺! 耐えろ俺! 「あぁ…そーいや言ったな でも今日はもう遅いし…」 ガバッ 「か、楓?」 「…今夜だけ一緒に寝て?」 まてまてまてまてまて 寝るのに上に馬乗りされる 必要あるんでしょーか? 「…ダメ?」 なーみーだーめーはー やーめーろぉおおおお!!! 最強の技を使ってきやがった… 「いいよ、いいよ当たり前じゃん」 「ホントに?」 「ああ!!」 とびきりいい顔をする俺 明日学校休みでよかったな…
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