しっかり者とツンデレ

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ピッ…ピッ…ピピピピ… ピピピピピピピ!!! 今日もまたうるさい目覚まし時計の音がする 時計のボタンを俺は憎しみを込めてグーで押す 朝だ… 「お兄ちゃーん!!」 突然ドアを開けて入って来たのは俺の妹の 美加 だ。 そしてそのままの勢いで 俺の腹部に馬乗りする。 「ゲブッ!!!」 「早く起きなさーい 遅刻しちゃうよぉ?」 エヘッと笑いながら オカンの真似をしている ダメージを喰らったが そんなことどうでもいい めっちゃかわいい… 「わかったって だから早く俺から下りろよ」 美加は ぶぅ と頬を膨らませて 渋々俺からおりた 俺は美加と一緒に1階へおりた この一連の出来事が 我が家では日常茶飯事である 美加は本当にかわいく 自慢の妹なのだ
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