女王様登場

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「よう隼人、遅かったな」 0時間目が終わり、修一が 話しかけてきた 「まあ…いろいろあってな」 「お前、白石さんと学校 きてただろ?」 「白石? 誰それ?」 「お前知らんのか? 白石さんと言えば文武両道の 超美人さんだよ お前が朝一緒に居たのが白石さん。」 修一はいい女子チェックの成果を俺にスラスラと話してきた だが…性格のことは全く 触れられてない… 「あの女は性格ブスだぞ?」 俺が言い終わった瞬間、 修一のハイキックが俺の顔面に。 「バカヤロー!!! んなわきゃあるかこのボケナス!!俺はただでさえ貴様みたいな 腐った牛乳みたいなヤローと 白石さんが歩いているのを 目撃してイライラしてんのに そのうえ白石さんを侮辱するとは何事だぁあああ!!!!」 「…」 相当病んでんなコイツ… 最近俺にモテ期が来てるからって八つ当たりはよくないぜ? 俺はいつもなら フライングクロスチョップを くらわしているがここは大人になり、抑えることにした 「てか白石って下の名前 何て言うの?」 「あぁ? 『綾香』だよ」 「ふーん…」 「まあどーゆー関係か知らんが これ以上お前に幸せが来るなら 俺はお前のうわぐつに 画鋲入れてやるからな」 そう言って修一は自分の席へ 戻った やることちいせぇ… でもリアルに入れそうで 怖えーよ
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