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帰って3人で晩御飯を食べる。
すると美加が
「ねえ、お兄ちゃん
メイド喫茶ってなーに?」
「ぶほっ!」
俺は晩御飯を勢いよく
吹き出してしまった
仕方ないだろう
いきなりかわいい妹が
こんなことに興味を持ったら。
「美加…なんでまたいきなり?」
「さっきテレビで見たのー」
「へ、へぇー」
「〇☆△♂◎←☆★~*@!!!!」
楓は何故か慌てている。
だが…これはチャンスである。
前々から美加にはメイド服を
着てほしかったのだ。
しかし俺から提案すると
後々、「ウチの兄貴マジ変態」
とか友達に言いそうで
恐かったのだ
しかし今!
条件は揃った!
あとは美加をその気にさせれば
俺の勝ちである!
俺は平常心を装いながら
「美加…メイド喫茶はとても
楽しい所なんだよ?」
「へぇー!!」
美加の目が輝いている。
まあ罪悪感はあるが
事実を述べているだけだ
「やろうと思えば美加でも
出来るよ」
「ほんとぉ!!?」
「ダメーーーー!!!!」
楓が正気を取り戻し
話に乱入してきた。
チッ、あと少しだったのに…
「駄目だよ、美加ちゃん!!
この男に騙されちゃ駄目!!」
「おい、俺が変態かのような
言い方は心外だな」
「黙れっ!! 変態!!」
うそーん…遂に楓にまで
言われたよ…
「とにかくメイド喫茶なんて
ろくなもんじゃないのよ」
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