1人が本棚に入れています
本棚に追加
何もできない自分が歯痒い
悩みを一人で解決したがる君
君をほっとけない自分
歯車が噛み合わない2人は
闇に埋まり暗さに馴れ
暗さに馴れては静けさに耳を焼かれる
目を瞑ると見えるは君の横顔
ポツリと雫を落とし地面を濡らす
心臓が痛みを訴え
現実から逃げ出そうと心が震え
恐怖を壊そうと赤ん坊のように喚き
いつか来るであろう別れを恐れ
今日も息をする人間共
これぞまさに我々の運命
最後はみな同じ路を行くならば
2人の歯車が交差してから逝こうではないか
2012.10.04.
最初のコメントを投稿しよう!