Prologue

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俺は君を愛し……… 君は俺を愛していた。 幸せな日のはずだった。 幸せになるはずだった。 永遠の愛を誓うはずだった。 君との人生の始まりのはずで、それは新たな愛を確かめ合う人生のはずだった。 『結婚式』という愛の儀式のはずで……… しかし、それは幻と化した。 それは闇と化した絶望だけを覆う地獄となった。 永遠の愛の儀式が、永遠の別れの儀式となり。 それはもう……………… 最果ての始まりとなった。
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