純粋

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ココは何処だろう?真っ白な天井。真っ白なカーテン。真っ白なベッド。 『目が覚めたようね。餡茄ちゃん。ココは病院よ。分かるかしら?』 そこには、看護婦さんがいた。 『び・ょ・う・い・ん?わ・た・し・だ・れ?』 『餡茄ちゃんだよ。あなたの名前は、実奈月 餡茄ちゃん。横断歩道を自転車で渡っている途中で車に跳ねられたのよ。』 『そうなのですか?メールし・な・く・ちゃ…。』 『誰にメールするのかしら?』 『分からない。けど、メールし・な・く・ちゃ…。』 私は、メールの受信履歴から雷空 翔て書いてある名前の人にメールをした。 ※おかえりなさい❤私、事故っちゃった。記憶なくしゃったみたい(笑)※と そしたら、翔からメールがきた 『とっくの昔に学校、終わったょ。てかなんで、事故ちゃった訳?』 『私にも分かんない』 『つぅ~か、メールしてこないで。俺、彼女できたから。』 『そうなの?良かったじゃん🎶💦ごめんね💦メールして💦サヨウナラ💦』と送ってしまった。 記憶がない私は、大パニックで混乱していた 私、事故で、何で、死ななかったの?何で?何で?何で?そればっかりで、涙止まらず、不安と絶望感しか残らなくなってしまった。
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