始まり

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.....って、落ち着け俺 何でフラグ立てちゃってんの俺 どーすんの、俺..どーすんのー! 「○イフカード、続k「続かねーよ!?」 某CMみたいな状況になってた俺にすかさずノッてくれたKAITO いやいや、ちょっと待て、 某お笑い芸人みたいなツッコミをしちゃった俺も俺だけども! 何でKAITOがそれ知ってんの!? 「制作者の遊び心ですw」 「マ ジ か w」 ちょっ、制作者まずは顔見せろwwつかそんなん使う機会あんのかよ....って今あったけども!(制作者様すみません) 俺はとりあえず頭をブンブン振って変な思考やらお茶目(?)な制作者の事をを頭から追い出した ......この先、俺はどうなっちゃうんだろ そんな俺の心なんか知らないKAITOはと言えば、不思議な顔をしながらも微笑みながら俺を見つめていた 俺は引きつる笑いを浮かべながらも、KAITOの頭をよしよしと撫でてやる お前は悪くない そう、全てはお茶目な制作者様の所為さ☆ .....何て事を、俺が言える訳がない 俺に頭を撫でられているKAITOはまだ少し不満げだったが、すぐに嬉しそうに顔を綻ばせてへにゃりと笑った 「後で調教(調節)してやっから待ってろ。お前1番にやってやるから、な?」 またKAITOの口からキャラ崩壊を導く言葉が出る事を恐れた俺は小さい子に言い聞かせるように言い、最後に頭をポンポンと撫でて手を離したのだがKAITOはやっぱりどことなく寂しそうだった お願いだから変な事だけは言うなよ...俺が悲しいから 「.......い」 「い?」 「.....はい、マスター」 また何か言い出すねではないかと多少身構えていたのだが..... 1番というのが嬉しかったのだろうか、困ったような嬉しいような微妙な表情を浮かべ、大人しくにこりと微笑めば他のボカロ達に視線を向け、楽しそうな顔をしていた KAITOって、意外に聞き分けがいいのかもしれない やっと見る事のできたKAITOの男らしい潔い態度に、俺は内心感心した
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