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誕生日当日――
「「「「 HAPPY BIRTHDAY!!! 」」」」
「ありがとうございます」
朝から寮のリビングは賑やかだった。
朝に弱い俺もチャンミンのためだと
体にムチを打つ。
テーブルにはジェジュンが腕をふるった
ご馳走が並べられていて、中央には
特大サイズのケーキが用意されている。
「はい、チャンミン♪
僕からはこのご馳走をプレゼントするね。」
「ありがとうございます。」
「俺からは、新しい本を。
何がいいか分からなかったから、
妥当なもんにしたよ。」
「いや、嬉しいです。
さっそく読ませてもらいます。」
「チャンミ~~ン☆
僕からはコレあげちゃう!!」
「…納豆なんて要りませんよ。」
「ぇえ―!?
プレゼントは自分が貰えたら嬉しい物を
あげると相手は喜ぶって
ジェジュンが言ってたのに!!」
「貴方と喜ぶ物が同じだったら
僕は一閃の終わりですね。」
そうチャンミンがジュンスに
いつもの毒舌を吐くと
リビングは笑い声に包まれた。
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