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｢あとはユチョンだけだよ～?｣
ジュンスが期待の目でこっちを見る｡
｢も～､ジュンスったら｡
ユチョンは後であげるんだから今はないの｡
ね?ユチョン♪｣
｢はは｡
そうそう…｡｣
俺が持ってきてないことが分かった
ジュンスは頬を膨らまして拗ねている｡
…実を言うと､"持ってきてない"
のではなく､"持ってない"のだ｡
結局悩んだのだが､やはり本人が
一番欲しい物がいいと思い
今日の夜､チャミを連れて街に行こうと
計画したのだ｡
…いわゆるデートね?
チャンミンの誕生日会は着々と時間が進み
気付けばもう夕方の5時をさしていた｡
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