君の存在を否定したい

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は? 俺は女子を追っていた。 心配だからか、好奇心からか、体がうごいたのだ。 路地ではケンカをしていた。 ケンカというより、リンチのほうがふさわしい。 女「やめて!!」 この女…… なにものだよ。 「だまれよ!!こっちはいそがしいんだよ!」 相手はあきらかにいらだっている。 女バカだろ…… あぶねぇよ…… 「お嬢ちゃんだまってられるかな!?」 女「やめてあげてください!」 チッ ほんっと、先のこと考えろよ 女はバカだなぁ!! 俺は走っていた。 そして女を守っていた。
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