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妹:家族、大切な家族。それ以上でも、以下でもない。
「お兄ちゃんゲーム一緒にやろー!」
明るくやってくるちあき、普通こんぐらいの女子ってもっとツンツンしてるものだと思ってた。
「いいけど、宿題おわったのか?」
ぶすぅ……
あ、すねた。
わかりやっす(笑)
なんだかむしょうに、頭わしゃわしゃしたくなった。
「ちあきーわしゃ!わしゃ」
頭を撫でまくる。
これでもかってぐらい、なでまわす。
「お兄ちゃん!」
「なに?」
さっゲームの準備するか、ちあき俺と何のゲームやろうとしてたんだ?
「こっちむいて?」
?
俺はちあきの方を向いた。ほんとに、いつものかわりのない日のはずだったんだ。
「ちあき、なんなっ……」
ぷに
唇に……ぷに?
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