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れ「まてや、卑怯やな。」
男達がとまる。
俺の顔をみると、みんなの顔から余裕がきえた。
その時ふと、女の顔が見えた。
「乾!!おまえ!」
またこいつか……
しゃーないな!
俺はまた右ストレートを相手にいれる。
さすがに人数がこんなに差があるときつい。
すると
「ぬけがけっすか?」
ダチも一緒に殴り始めた。相手が弱りはじめた。
相手はだんだんふらふらし始めた。1人倒れまた立ち上がろうとする。
みんな息がゼーハーしてた。
そこにキック。
ボス的なヤツがよろけ、倒れる。
あとはとどめや。
倒れている相手ね胸ぐらをつかむと、馬乗りになり右手を上へふりあげた。
殴ろうとした。
とどめをささなくちゃ……
なぜかとどめをさせなかった。
れ「殺されたくなきゃ、はよ帰れ。」
足を引きずり男達はかえっていった。
ダチもなぜとどめをささなかったのか、不思議そうだった。
今までの俺なら、立ち上がれないぐらいこてんぱんにしたのに。
アイツが見てたから?
それはない。
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