君の存在を否定したい※2

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れ「まてや、卑怯やな。」 男達がとまる。 俺の顔をみると、みんなの顔から余裕がきえた。 その時ふと、女の顔が見えた。 「乾!!おまえ!」 またこいつか…… しゃーないな! 俺はまた右ストレートを相手にいれる。 さすがに人数がこんなに差があるときつい。 すると 「ぬけがけっすか?」 ダチも一緒に殴り始めた。相手が弱りはじめた。 相手はだんだんふらふらし始めた。1人倒れまた立ち上がろうとする。 みんな息がゼーハーしてた。 そこにキック。 ボス的なヤツがよろけ、倒れる。 あとはとどめや。 倒れている相手ね胸ぐらをつかむと、馬乗りになり右手を上へふりあげた。 殴ろうとした。 とどめをささなくちゃ…… なぜかとどめをさせなかった。 れ「殺されたくなきゃ、はよ帰れ。」 足を引きずり男達はかえっていった。 ダチもなぜとどめをささなかったのか、不思議そうだった。 今までの俺なら、立ち上がれないぐらいこてんぱんにしたのに。 アイツが見てたから? それはない。
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