恨むぜ、神様。

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「あと1ヶ月…か。」 丸をつけてったカレンダーを見て呟いた。 「余命3ヶ月」 医者にそう言われて変わったこと。 1、黒かった髪を脱色し過ぎて銀髪にしてしまった事。 …親が驚いた目で俺を見た。 2、きちんと着ていた制服を着崩し始めた事。 …昔からの家政婦の田中さんや運転手の菊池さんに泣きそうな目で見られた。 3、両耳に1箇所ずつピアス穴をあけた事。 …医者にもの凄い勢いで怒られた。 4、俺の…生きる気力。 この頃、俺はおそらく自分の事しか考えれないような馬鹿な奴だった… だけど、なぁ神様。 あんたは何で俺にこの病気を与えたんだ? 馬鹿、不平等、不誠実、信じれば救われる何て真っ赤な嘘。 どんな言葉で貶したってあんたは重い腰上げて俺等を助けてはくれないんだな… .
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