1人が本棚に入れています
本棚に追加
/44ページ
僕の心は
隙間だらけだった
秋の風が
吹き抜ける度に
力ない枯れ葉が
舞う度に…
周りが幸せそうに見えて
落ちていく事に
何の違和感さえ
感じていなかった
叫ぶ声は
雑踏にかき消され
虚しくコダマしたんだ
誰か受け止めてよ
この想い
すべてじゃなくていいから
少しだけ
側に居て欲しい
僕が僕で居られるように
太陽の温もりの下
遠くを見つめ
ふと考える
これからの事
過去の事
答えは見つからないけど
不安は消えていた
ねぇ 僕の心を
くすぐる君
笑顔が優しい君
涙がキレイな君
全部が全部
本当に
僕の大切な宝物で
僕の背中に
翼を付けてくれた
今 君への
揺るぎないこの想い
全力で伝えるよ
僕が僕で居られるから…
最初のコメントを投稿しよう!