始まりの扉。

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(・・・何?キノコ??) 自分が今乗っているモノをよく見てみた。 それわ紛れもなく変な模様のキノコだった。 (でかッ!) 余裕で3人ぐらいわ乗れそうだ。 (何?なんでキノコがこんなにおっきいの!?ありえナイでしょッ!!てか毒キノコ???すごい模様してる。色も最悪ゥ~。) やっと頭が動きだしたトキ、 Σはッ!! (ここ、ドコ?) 今頃気付いた。 どぅしてこんな所にいるの? 私、確か落ちてて。 あれ?なんで落ちてたの・・・? ドコから・・・。 空を見上げてみた。 透き通るよぅな青。雲が泳ぐよぅにちらほらと。 (私、空カラ降ってきたの?) 目を凝らしてみるけれど、それわ普通の空にシカ見えナイ。 (まぁ、いいや。なんかどぅでもいい。空がキレイってダケでいいじゃナイ。) と、思ったのだけれど、 やっぱりそぅわ言っていられナイ。 一応辺りを確認するために立ち上がろうとしたけれど、 (感覚がつかめナイ・・・。) 長い間落ちていたので体中の神経がマヒしていた。 (これじゃあどぅしよぅもナイじゃナイ!) キノコの上で一人悩んでいると何かが向こうカラ迫って来ているのが見えた。 (なんだろぅあれ?なんかちっさいのがたくさん・・・ん?こっちに来る!?) 逃げよぅにも逃げられず、私わただ慌てていた。
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