甘々な彼女

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新鮮で、何故か くすぐったいような 照れ臭いような でも心地いい 今日この頃。 留衣のさらさらな 髪の毛を撫でていると 自然に優しく笑えてくる。 だって、留衣が どう反応していいの? って言ってるような 顔で戸惑いながら 見てくる。 そんな留衣も愛しい。 留衣は家庭環境的に どうもこういうものが 慣れてないみたいで 今でも分からないらしい。 …悪魔でも、推測だが。 凌駕『もう、お昼寝しよっか?』 留衣「…こくんっ」 縦に一度だけ首を振って 大人しく布団に入る留衣。 留衣を抱き締めて、 瞳を閉じる。 うん、視線をバリバリ 感じるので 瞳を開けたら留衣が ガン見してました。 ありがとうございます。 腰痛が酷いのかな… 凌駕『…寝れない?そんなに痛い?』 留衣「凌駕は…上手く甘えられない彼女で、満足するのか?」 不安でいっぱいって 表情で聞いてきた留衣。 うん。そんな表情されると なんだかドキドキしちゃう☆ 初めて、そんなことを 留衣に言われた。
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