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少女『じゃあ、これあげる。私だと思って大切にしてね』
そう言って手渡されたのは、ツインテールの髪を作り上げていた片方の白いリボン
隼人『ありがとう。大切にするね。じゃあ、僕はこれをあげるよ』
そう言って渡したのは、向日葵の種。本当は今日、この公園の花壇に植えるはずだったもの。向日葵の花を見ると、何故か少女の笑顔を思い出した。だから、少女と一緒に育てたかった。
少女『ありがとう。綺麗なお花を咲かせてみせるね』
そして、少し恥ずかそうに
少女『おっきくなったら、また一緒に遊ぼうね』
隼人『もちろんだよ』
そして僕達は笑顔でさよならをした
これが僕の初恋の人とのお別れ
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