私の天敵シスコン兄弟!

6/8
前へ
/14ページ
次へ
  秋穂 「…それで、柚季姉の様子がおかしいってのは?」 空 「まさか、また変な男に引っかかってんのか?」 紫苑 「僕が見る限りでは柚季は恋してる女の子の目だったよ」 大地 「俺にはよくわかんねーけどな」 楓 「これは緊急事態だ。 大地、お前は柚季をガードしていろ」 大地 「ラジャッ!」 楓 「紫苑は男の事を調べてくれ。 空は男を尾行しろ」 紫苑 「わかったよ」 空 「柚季の為だからな」 秋穂 「僕は?」 楓 「待機」 秋穂 「……つまんないの」 楓 「では、各自何か問題や発見があればすぐにメールで伝えろ」 空 「兄貴はどうすんだよ」 楓 「俺は先生方の評判を聞きながら学校の先生として柚季を見守る」 紫苑 「僕にかかればすぐに男の素性は割り出せるからすぐにメールするよ」 空 「アイツらにも手伝わせても問題ねぇんだろ?」 楓 「バレなければな」 空 「了解。 幹部は腕の良い奴らだぜ」 大地 「んじゃ、もう部活も終わっただろうし柚季を迎えに行ってくるな」 秋穂 「僕も自分で動いてみるよ」 楓 「ああ、わかった。 ……柚季、兄ちゃんらが守ってあげるからな」  
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19人が本棚に入れています
本棚に追加