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彰
「ばっ、化け物ー!!」
雅也
「誰が化け物や」
ナレーター
「走って逃げて行った彰の背中を見ながらも雅也がイライラしてるのが辺りにもわかり、周りの生徒は恐怖に震える」
千尋
「雅、行こう?」
ナレーター
「雅也の腕を千尋がぎゅっと握れば雅也から放たれていた威圧感がなくなる」
雅也
「そうやな」
ナレーター
「雅也のストッパーは千尋、千尋が居なければ雅也の怒りはなくならない」
千尋
「………雅、僕あの先輩嫌いじゃないな。 殴られそうになったのなおかしい?」
雅也
「俺は尋に手ぇ出す奴は嫌いやけどな。 いくら尋が“悪者”が好きでも」
ナレーター
「言いながらも千尋が気を悪くしていないだろうかと確認するかのように千尋を見る雅也」
千尋
「だって、“正義”ぶってるよりいいよ。 “正義”なんて偽善者がする事だ」
雅也
「尋は悪者が好きやもんな。 悪やから俺が好き?」
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