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「またか…。」
俺は居留守を決め込んだ。
ピーンポーン
ピポピポピポピーンポーンピポピポピポピポピポピポピーンポーン
「だぁぁぁぁ!うるせえぇぇ!!」
俺は、インターホンに繋がっている受話器を取った。
「うるせえんだよこの糞アマァァ!!」
『やっぱり居留守使ってましたね~悠太くーん。』
カメラを見てみると黒髪の綺麗なストレートヘアで、グラビア顔負けのスタイルの小柄な童顔の女性が立っていた。
こいつの名前は草薙遥(くさなぎはるか)俺の担任であり、毎日こうして俺ん家に訪れて学校に連れて行こうとする。
はっきり言って迷惑だ。
「インターホン連打するなっつってんだろうが!!お前のせいでもう五回も修理に来てもらってんだぞ!!」
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