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僕とベルは山本武の親父さんがやっている
お寿司屋さんに来た
「僕はいくら食べようかな」
「んじゃあ王子は
そのピンクいの食う」
「ピンクって大トロかい?ベル
お金大丈夫なのかい…」
「まあ大丈夫じゃね」
「僕は一銭も出さないよ」
僕等の話は他愛のない物だが
僕はベルとの話が楽しい
「ただいまー…えっ?
お前等まだイタリアに帰ってなかったのかよ」
「僕はこの為に日本に来たようなもんだよ」
「仕事だけじゃ王子
やってらんねーもん♪」
そういいながら僕とベルは
黙々とお寿司を食べた。
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