小さな煌めき

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誰かがそこに"有った"として その誰かが ナニか大切なモノを 初めて手にする ーそんな物語 そこに存在する 全てのモノが 愛しくてたまらなくなる 夢や 希望 将来や 未来 昔や 過去 嘘や 真(マコト) そんなありふれた 沢山の中の たった一つでさえも 大切で 暖かくて だけど 少し冷たくて 悲しい日々だって 気が付けば 大切なモノに変わる 初めて大切な 沢山を手にした たった一つでは 輝きが薄いかもしれない だけど そんな沢山に囲まれて ありふれた日々が 変わり始める たった一つの 小さな輝きが 大きな輝きや 煌めきへと変わってゆく "大切なナニか" ぢゃなくて "全て"が大切 たった一つ欠けてもダメ たった一つは 全ての為に 全ては たった一つの為に 変わり始めていく……。 *
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