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健太は勇気を出してその神様に話しかけてみた。
「あ、あの何で僕のところに来たんですか」
神様は答えた。
「それは君が平凡な毎日をおくっていたからだよ」
健太は意味が分からなかった。そして、また神様に聞いてみた。
「じゃあ何で平凡な毎日をおくっている人じゃないといけないんですか」
神様は、
「波瀾万丈な人生をおくっている人のところに行っても、私にとってはつまらないんだよ。」
健太にとってはどうでもいいことだった。それより、この神様がいつまでここに居るのかの方が気になった。そして健太は思いきって神様に聞いてみた。
「あ、あのいつまでここに居るつもり何ですか」
神様は答えた。
「それは、私の気がすむまでだよ」
健太はガックリした。何故なら見ず知らずのじいさんがずっと自分の側にいるからだ。
健太はもう早く寝たかった。しかし、健太の周りは一向に白い光に包まれたままだった。健太は神様に聞いてみた。
「あ、あのもうそろそろ寝たいんですけど」すると神様は
「分かったよ。ゆっくり眠りなさい」
神様がそう言ったのと同時に健太は深い眠りにおちた。
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