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「これはまた盛大な…」
「まあ、人気のイベントの一つだし」
大会に参加するのは私だが、隣にはお嬢様が居る
なぜお嬢様が隣に居るかと言うと、サポートとして参加して頂いたからだ
「しかし…さっきから周りの方々から視線が凄いですね」
お嬢様に対しては憧れや羨望の眼差しだが、私に対しては殺気のある視線ばかりだ
「私が参加するのは初めてだから珍しいんじゃない?」
「そのようですが…」
どうやらお嬢様には殺気のある視線には気付いていないようだ
「とにかく頑張ってね、創司くん」
「は、はい…少し不安ですが目的は果たします」
「そうそう、優勝する事が目的じゃ無いんだから大丈夫よ」
そう、私の目的は優勝する事では無かったりする
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