1312人が本棚に入れています
本棚に追加
「とりあえず、凛さんの所に行きませんか?」
「そうだね、凛も大変だろうし」
(お嬢様の事ですから大丈夫だとは思いますが…)
お嬢様がどこに居るか分からなかったが、あっさり見つかった
「ここだけ人一倍騒がしいですね」
「多分、ここに張本人が居るからだと思う…」
人混みをかき分けて奥に進んでいくとお嬢様が誰かと話していた
「やっと参加してくれたんだね、紅条院くん」
「参加はするとは言ったけど…」
(はぁ…面倒くさい、こういった勘違い男は大嫌いなのに)
「別に君のサポートとして参加するつもりじゃないし…」
「えっ…?」
どうやら自分のサポートとして参加してくれると勘違いしていたらしい…実におめでたい頭をしている
(はぁ、創司はどこ行っちゃったのよ…)
と思っていたら創司が居ることに気が付いた
「あっ、居たいた」
なにやら、お嬢様が私に向かって手招きをしている
最初のコメントを投稿しよう!