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「賭けの内容は?」
「僕と彼のどちらが多く勝ち進めるか…でどうだい?」
「乗った」
「ちょ…おじょ…凛さん!?」
お嬢様が速攻で賭けに乗ってしまったので危うくお嬢様と口走ってしまいそうだった
「勿論、彼に賭けるよね?」
「当たり前じゃない」
(ああ…話がとんでもない方へ…)
「よし、賭け成立だね」
「周りに証人も居ることだしちょうど良いわ」
「僕が賭けに勝ったら…そうだね、僕の彼女にでもなってもらおうかな」
そう言った瞬間周りからは大ブーイングが巻き起こっていた
「うっ…じゃ、じゃあ…デート1回でどうだい?」
(お嬢様とデート…)
どうしたのだろう、なんとも言えない感覚が心を包んでいる…
「なら私が勝ったら………………」
周りは騒がしいが私一人だけどこかに取り残された気分になってしまった
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