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『 僕…… 天人はだいっ嫌いだぁっ!!』
ザシュッ――――
「なん…… だ……とっ…うっ…!!」
暗い道に一人……
さっきまでいた“人” は消え、 今は一人……
『 いっきに不愉快だッ せっかく歌舞伎町に来たのに…… もぅ』
ブゥ と頬を膨らます
しばらくして
『とりあえず この状況…… 誰かに見られてたらめんどいし…… 逃げるかっ!! 』
そう言い残せばさっきまでいたその一人さえも消えた
違うのは 跡形…… 体さえも残さず―― ということだけだった
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