番外編その六 勇気の章

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オヤジ「どうした?動きが鈍いぞ?」 余裕なオヤジに対して龍一は、 龍一「ハァッハァッ………………。 大丈夫だよ…………」 化学部に所属していた龍一。 野球部に所属していたオヤジ。 どちらが体力があるかなんて一目瞭然だろう。 龍一「ハァッ!!!」 乾坤一擲。 龍一が一気に攻め立てる。 それを軽くあしらい、流して、オヤジは龍一の腹に蹴りを入れた。 龍一「がっ……!!」 後ろに転がる龍一。 オヤジ「前のお前は体力、体格、技能の差を頭で埋めていただろ。 それを忘れたのかよ」 龍一「……………づぁッ!!」 龍一が立ち上がって、駆け出し、一閃。 だが、 ゴッ!! 龍一「あ」 龍一の手から、カッポンが弾き飛ばされた。 オヤジ「これで、終わりだよ龍一」 オヤジはカッポンを槍投げのように構える。 オヤジ「ふッ!!!」 投擲されたカッポン。 自分に迫るそれを、 龍一「バーカwwwwww」 龍一は足で蹴り落とした。
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