番外編その六 勇気の章

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すぐにオヤジが投げたカッポンと弾き飛ばされたカッポンを回収。 漆黒の槍が二本。 龍一の手に収まった。 龍一「頭使って戦うのは得意なんだよwww」 龍一が駆け出す。 オヤジ「くっ!!」 咄嗟に構えを取るオヤジだったが、もう遅かった。 まずは腹にカッポンが押しつけられる。 さらに、背中にもカッポンが押しつけられる。 龍一「安心しろ。峰打ちだ」 カッポンに峰も何もありませんよwww 会場が沸き立つ。 やっぱり劣勢だった方が勝つのは王道なんだろうな。 俺「やっぱり熱いのはいいな」 涼太「ああ、男特有のむさ苦しさも、たまには悪くないな」 俺達は互いに頷きあっていた。 畳の上ではオヤジと龍一が互いの健闘を称えあって握手を交わしていた。 会場からは自然と拍手が湧き上がる。 夕香はポンと拓ぼんに 「折角道着なんだから脱いで抱き合えよ」 と、命令していた。 拓ぼんは逃げた。
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